桑茶には糖尿病の予防効果がある?

桑茶に糖尿病の予防効果がある?その理由について紹介します!

桑茶

桑茶という名前を初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。桑茶は昔から飲まれているお茶ですが、まだまだ知名度は低いお茶です。

 

ただ、桑茶は青汁などに入っていることも多く、栄養素が豊富に含まれているお茶です。実は桑茶を知らず知らずのうちに飲んでいたなんて方も多いかもしれません。

 

桑茶には多くの栄養素が豊富に含まれており、健康に良いといわれていますが、糖尿病の予防にも桑茶は良いということがわかってきています。

 

今回は桑茶の糖尿病の予防効果について紹介させていただきます。今まで飲んだことない方も、興味を持っていただくきっかけになればと思います。


糖尿病ってどんな病気?

疑問

糖尿病という名前を知らないという方はあまりいないかと思いますが、糖尿病について詳しく知らない方もいらっしゃると思いますので、どんな病気かについて紹介させていただきます。

 

糖尿病というのは血液中のブドウ糖(血糖)が多くなる病気のことを言います。健康な人の場合はインスリンというホルモンの働きによって血糖値は一定の範囲内におさまっています。

 

ただ、なんらかの原因によってインスリンの分泌量が少なくなったり、効きが悪くなったりして、ブドウ糖をうまく血液中から体内に取り込めなくなってしまうことで糖尿病になってしまいます。

 

糖尿病には2種類あり、1型糖尿病と2型糖尿病があります。糖尿病の患者さんのほとんどは2型糖尿病で、1型糖尿病の方は10人に1人もいないそうです。

 

1型糖尿病

1型糖尿病というのはすい臓がインスリンをほとんど作ることができないために起こる病気です。1型糖尿病の症状は突然あらわれることが多く、年齢に関係なく発症が見られます。

 

1型糖尿病になる原因は正確にはわかっていないようですが、何らかの原因によってインスリンを作っているすい臓の一部が破壊されるのが原因であるといわれています。

 

2型糖尿病

日本の糖尿病患者の95%は2型糖尿業だといわれており、糖尿病患者のほとんどがこの2型糖尿病です。2型糖尿病はインスリンの分泌量が十分でなかったり、作られたインスリンが十分作用しないことによって引き起こされます。

 

2型糖尿病は若い人でも発症することがありますが、40歳を過ぎてから発症するケースがほとんどです。2型糖尿病は食生活や体質の組み合わせによって起こると考えられています。

 

2型糖尿病は初期段階だと自覚症状がほとんどないので気づかないことが多く、症状が悪化しまってから気づくというケースも多いようです。

 

2型糖尿病の場合、食べ過ぎや運動不足、ストレスといった生活習慣が要因として引き起こされることも多く、生活習慣病と呼ばれています。

 

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糖尿病は自然治癒しない?

糖尿病は今では誰もがなりうる病気です。糖尿病は一度発症してしまうと一生付き合わないといけないと言われている病気です。そのため、糖尿病には「治る」という表現があてはまりません。

 

糖尿病の治療をすることによって血糖値を下げることはできますが、血糖値が高くなりやすくなってしまった体質自体を改善することはできません

 

日本人は欧米人と比べてインスリンの出が少なく、糖尿病が起こりやすいといわれています。糖尿病になり高血糖になってしまうと自然に良くなったりすることはありません。症状が軽いうちに発見して治療することが大切です。

 

ただ、糖尿病は治療を続け血糖値を限りなく正常に近い範囲にコントロールしていれば、健康な人と同じ状態でいることができる病気です。

 

でもやはり、できることなら糖尿病にならないようにしたいですよね?そんな方にオススメなのが桑茶なんです。桑茶には糖尿病の予防効果が期待できるようです。

桑茶に糖尿病の予防効果がある?

桑茶

日本での糖尿病患者のほとんどが2型糖尿病で、要因として食べ過ぎや運動不足、ストレスがあげられます。そのため、2型糖尿病は生活習慣病といわれています。

 

日本人のおよそ6人に1人が糖尿病かその予備軍であるともいわれているので、とても身近な病気であるといっても過言ではないですよね。

 

そんな糖尿病の予防効果が桑茶にはあるようです。桑茶に糖尿病の予防効果があるといわれる理由には、桑の葉に含まれてるDNJ(1-デオキシノジリマイシン)という物質が関係しているようです。

 

このDNJとブドウ糖はとてもよく似た形をしています。DNJを摂取するとカラダがブドウ糖と間違えることで、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑えることができます。

 

このことから、DNJは血糖値が高めの人の血糖値を改善してくれると注目されている成分です。このDNJという成分は桑の葉以外には含まれていないとされており、特殊な成分です。


桑茶に副作用はあるの?

桑茶

現在、桑茶の科学的な検証は進んでおり、今のところ副作用の報告はされていないようです。そのため、健康食品として桑の葉はよく使われています。

 

ただ、糖尿病の薬を飲んでいる方は注意するようにしましょう。糖尿病の薬と桑茶の血糖値の上昇を抑制する効果が合わさって、著しく低血糖の状態になって健康を損ねてしまう可能性があります。

 

また、食物繊維が豊富に含まれているので、短時間に大量に摂取してしまうとお腹の調子を崩してしまう可能性があります。短時間に大量に摂取するのは控えるようにしましょう。


まとめ

桑茶にはDNJという成分が含まれており、血糖値の上昇を抑制してくれる働きがあり、糖尿病の予防効果が期待できるようです。DNJという成分は桑茶以外で摂取することは難しい成分です。

 

ですので、血糖値が気になるという方は桑茶を飲んでみてはいかがでしょう?桑茶には食物繊維や亜鉛などの栄養素も豊富に含まれており、健康に良いお茶です。これを機に毎日のお茶を桑茶にかえてみてはいかがでしょう?

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