桑茶に老化防止に効果がある?抗酸化作用がすごいって本当?
年を取るというのは誰もが避けることはできないことです。どれだけ頑張っても年を取らないなんてことはできません。ただ、少しでも若くいたいって誰もが思うことですよね?
最近では活性酸素がシミやシワなどの老化の原因になっているということがわかってきています。そんな活性酸素をどうにかすることができれば老化を防止することができます。
なにかいい物はないの?って思った方にオススメしたいのが桑茶なんです。桑茶と聞いてピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、桑茶葉日本で古くから飲まれているお茶なんです。
カフェインが入っていないので、妊娠中の方や小さなお子様でも安心して飲むことができます。今回は桑茶の老化防止効果について紹介させていただきます。
桑茶の歴史
桑茶と聞いても知らないという方もいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、桑茶は古くから飲まれており、桑の葉は漢方でも使用されています。
桑は薬草として中国で古くから使われており、中国の後漢時代に書かれた「神農本草経」という薬物書に紹介されています。漢方では桑の葉を陰干ししたものを神仙茶と呼んでいます。
桑の葉には咳止めや高血圧の予防、滋養強壮、中風等に効き目があり、不良長寿の妙薬と記されています。日本でも鎌倉時代に「長寿の薬」としての記録があります。
多くの薬草があるなかで、桑の葉は老いの身も若返る薬草と言われていたようです。昔から桑の葉の老化防止効果は知られていたのかもしれませんね。
桑茶には老化防止効果が期待できる?
最近の研究によると、シミやシワなどの老化現象の原因に活性酸素が関係しているということがわかってきています。活性酸素という言葉をご存知の方も多いかもしれません。
活性酸素というのは体内の有害物質や細菌、ウイルスなどを撃退する作用を持っていて、体内の酵素の働きを促進する効果があります。ですので、活性酸素は人間にとって必要なものなんです。
ただ、活性酸素が増えすぎてしまうことが問題なんです。活性酸素がカラダの中で増えすぎてしまうと正常な細胞を攻撃してしまい、酸化させてしまいます。
これがカラダの老化に繋がってしまいます。体の中の細胞が活性酸素によってサビてしまい劣化することで筋力の低下やシミ、シワなどといった老化現象が出てきてしまいます。
活性酸素は老化を引き起こすだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、がん、糖尿病などの病気の原因とも言われています。活性酸素を減らすことは老化防止だけでなく、健康のためにも大切なことなんです。
そんな活性酸素を取り除いてくれる効果が期待できるのが桑茶なんです。桑茶には強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるルチンが含まれています。
ルチンには血管の弾力性を取り戻したり、血圧を下げたり、血圧をサラサラにする働きがあり、生活習慣病の予防効果もあるとされている成分です。
また、ルチンはビタミンCの吸収を促進してくれる働きがあります。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことのできない成分なので、美肌のためにもルチンは欠かせない成分なんです。
さらに、ルチンを摂取して血液がサラサラになることでお肌に大切な栄養素も行き届きやすくなるので、ルチンは健康にも美容にも嬉しい成分なんです。
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桑茶には副作用はないの?
いくら桑茶に老化防止効果があってお肌にいいとしても副作用があるようであれば飲む気にはならないですよね?桑茶には副作用はあるのでしょうか?
現在、桑茶の科学的な検証は進んでおり、今のところ副作用の報告はされていないようです。そのため、健康食品として桑の葉はよく使われています。
ただ、糖尿病の薬を飲んでいる方は注意するようにしましょう。糖尿病の薬と桑茶の血糖値の上昇を抑制する効果が合わさって、著しく低血糖の状態になって健康を損ねてしまう可能性があります。
また、食物繊維が豊富に含まれているので、短時間に大量に摂取してしまうとお腹の調子を崩してしまう可能性があります。短時間に大量に摂取するのは控えるようにしましょう。
まとめ
桑茶には抗酸化作用があるルチンが含まれています。ルチンは血管の弾力性を取り戻したり、血圧を下げたり、血圧をサラサラにする働きがあり、生活習慣病の予防効果もあるとされている成分です。
また、ルチンはビタミンCの吸収を促進してくれる働きがあります。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことのできない成分なので、美肌のためにもルチンは欠かせない成分なんです。
ルチンはソバにも多く含まれている成分ですが、毎日ソバを食べるのは大変ですよね?桑茶なら毎日手軽に飲むことができます。これを機に一度桑茶を試してみてはいかがでしょうか?