授乳中にカフェインを摂取しても大丈夫?!

授乳中にカフェインを摂取しても大丈夫?!カフェインの乳児への影響について

カフェイン、妊娠

妊娠中にカフェインを摂取すると胎児に影響があるのでカフェインの入っている飲み物はなるべく飲まないようにしていたという方は多いと思います。

 

それでは授乳中はどうなのでしょうか。「お酒やタバコはダメかもしれないけど、コーヒーならいいんじゃない」思う方もいると思います。

 

授乳中にコーヒーなどのカフェインが入った飲み物を飲むのはダメなのでしょうか。カフェインが母乳にもたらす影響や飲み方について紹介させていただきます。


カフェインは母乳から赤ちゃんへ

授乳中の母親がカフェイン摂取した場合、摂取したカフェインの1%前後が母乳に含まれます。1%ですのでコーヒーを2~3杯飲んだ程度では赤ちゃんに重大な影響が出るとは言えません

 

しかし、コーヒー以外にもカフェインを含む飲み物はありますし、薬にもカフェインは含まれています。知らないうちにカフェインを過剰摂取している可能性もあります。赤ちゃんは大人よりもカフェインに対して過敏に反応を示します。

 

コーヒーの持つ覚醒作用により、赤ちゃんが夜寝なくなったり、泣く回数が増えたりする可能性があります。いつもと違う様子が見られる場合はカフェインの摂取を控えるようにしましょうg>

カフェインはいろんな飲み物に含まれている

カフェインが含まれるものの代表格としてコーヒーが挙げられますが、実はコーヒー以外の飲み物にもカフェインが含まれています。

 

・コーヒー(ドリップタイプ)100㎎/150ml
・コーヒー(カプチーノ)50㎎/150ml
・紅茶 30㎎/150ml
・煎茶 30㎎/150ml
・ウーロン茶 30㎎/150ml
・コーラ 34㎎/350ml
・ココア 10~50㎎/150ml

 

その他にも栄養ドリンクなどにもカフェインは含まれています。完全にカフェインを避けるためには注意する必要があります。

授乳中のカフェインとの付き合い方

カフェインにはリラックス効果もあります。食後や休憩中にコーヒーを飲んでリラックスするという方も多いと思います。そんな方がコーヒーを飲まないというのは辛いことだと思いますし、無理をしてやめる必要はありません

 

コーヒーを飲むときは、1日2~3杯の範囲で飲むようにしましょう。1日4杯以上飲むとカフェインの過剰摂取の可能性があります。

 

また、コーヒーを飲むときは授乳後に飲むようにしましょう。授乳後に飲むことで、乳児への影響を抑えることができます。摂取されたカフェインは5時間前後で排出されるといわれています。

カフェインの少ない飲み物

コーヒーを飲まずに別の飲み物をと考えている方は、麦茶やハーブティー、デカフェ、トマトジュースなどがオススメです。

 

デカフェやカフェインレスコーヒーという名前を聞いたことがある方もいると思います。コーヒーに含まれるカフェインを取り除いたコーヒーのことを指します。カフェで取り扱っているお店もありますので聞いてみましょう。

まとめ

授乳中にカフェインを摂取することで乳児への影響がある場合もあるので、カフェインを過剰に摂取しないように気を付ける必要はありますが、カフェインを摂取してはいけないというわけではありません

 

摂取する時間や量を調整することで乳児への影響を抑えることもできますので、我慢をせずストレスを溜めないようにしましょう。

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