麦茶に生活習慣病予防効果?!麦茶に含まれる「p-クマル酸」の驚きの効果

麦茶に生活習慣病予防効果?!麦茶に含まれる「p-クマル酸」の驚きの効果

麦茶

夏の水分補給として欠かせない飲み物である麦茶ですが、他のお茶と比べるとあまり目立たないイメージがあります。我々日本人に生活に根付いてそのように思ってしまうのかもしれません。

 

そんな麦茶に実は生活習慣病予防効果があるということをご存知でしょうか。カフェインが入っていないということは知られていても、意外と他の成分や特徴は知らない方も多いはず。今回は麦茶の生活習慣病予防効果について紹介させていただきます。

 

1.麦茶について

 

麦茶

 

夏に冷やした麦茶を飲んでいるというのは日本の夏の風物詩となっています。麦茶の原料は大麦の種子を煎じたもので、一般的な茶葉から抽出されるお茶とは異なり、カフェインが含まれていないので、就寝前や小さな子供が飲むのに適しています

 

大麦の収穫期は初夏であり、夏の麦茶は新鮮で味も良くなっています。麦茶の原料となる大麦は一般的に「六条大麦」が使用されています。六条麦茶と聞くと高級そうなイメージを持ちますが、実は私たちが飲んでいるのは全て六条麦茶なんです。


2.生活習慣病とは

病気

「生活習慣病」という言葉を知らないという方はほとんどいらっしゃらないと思います。それだけ生活習慣病は誰にでも起こりうる身近な病気で、何らかの生活習慣病をもっているという方が多いということです。

 

生活習慣病は従来は「成人病」と言われてきましたが、生活習慣の改善を中心にした一次予防(健康増進・発病予防)に重点を置いた対策を促進するために新しく導入されたそうです。

 

生活習慣病はその名前の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことをいいます。偏った食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなどの日々の悪い生活習慣が積み重なることで発症のリスクが高まります。

 

生活習慣病の病気として高血圧、糖尿病、脂質異常症などがあります。これらの病気は自覚症状がほとんどないので、気づかないうちに進行してしまい、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる疾患を引き起こすことがあります。

 

生活習慣病の代表格である糖尿病の患者さんの数はおよそ900万人と推計されています。予備軍を含めると2,200万人ともいわれています。中高年の方の多くが何らかの生活習慣病を持っているといわれています。

 

スポンサーサイト

3.麦茶の生活習慣病の予防効果

疑問

麦茶の原料である大麦には「p-クマル酸」という成分が豊富に含まれています。この成分には抗酸化作用があることがわかっています。この抗酸化作用のおかげで、がんや脳卒中、心筋梗塞などの原因なるといわれている活性酸素を取り除くことができます。

 

また、p-クマル酸は発がん性物質のニトロソアニンの生成を抑制してくれ、がんの中でも胃がんのリスクを減らすと考えられています。さらに活性酸素は老化の原因ともいわれているので、活性酸素を取り除くことで美容効果も期待できます。


4.まとめ

生活習慣病は誰にでも起こりうる病気です。毎日の生活習慣を見直して、生活習慣病予防に努めるようにしましょう。麦茶には生活習慣病予防効果があるので、毎日の飲み物をまずは麦茶に替えることから始めてもいいかもしれませんね。

page top