麦茶にはGABAが入っている?!麦茶に含まれるGABAのリラックス効果

麦茶にはGABAが入っている?!麦茶に含まれるGABAのリラックス効果

麦茶

GABAって聞いたことがある方は意外と多いのではないでしょうか。テレビでチョコレートに入っていると紹介されていたこともあるので、チョコレートに入っているものだという認識の方が多いと思います。

 

実は私たちの身近にある飲み物である麦茶にもGABAが含まれているんです。GABAについて知ってはいても、GABAについては知らないという方もいらっしゃると思います。今回は麦茶に含まれるGABAの効果について紹介させていただきます。

 

1.GABAとは

 

疑問

 

GABAは「ガバ」や「ギャバ」と呼ばれていますが、「ギャバ」と呼ぶのが正しいようです。GABAは「GammaAminoButyricAcid」の頭文字をとった略称で正式名称は「ガンマ-アミノ酪酸」といいます。

 

このGABAはアミノ酸の一種です。アミノ酸と聞くとタンパク質を構成するというイメージがありますがGABAは異なります。体内の抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあります。

 

それにより興奮を鎮めたり、リラックスをもたらす役割を果たしてくれます。近年になってアルツハイマー型痴呆症の予防・改善にも期待できることが判明し、注目されている成分です。


2.GABAの効果効能について

麦茶

GABAは副交感神経を活性化する働きがあり、体に良い作用がいくつかあります。GABAの作用については以下のようなものがあります。

 

リラックス効果

人間はリラックスしているときにα波という脳波を出します。GABAを摂取することでα波が増加します。それにより体と心をリラックスさせてくれる効果があります。その結果、ストレスが原因でひきおこされる症状や悪い影響を防ぐことができるといわれています。

 

血圧を下げる効果

GABAには腎臓の働きを強化し、血圧が上昇する原因の一つである塩分の排出を促してくれる効果を持っています。GABAは高血圧の人の血圧を下げるだけで、正常な血圧の人の血圧を下げることはありません

 

糖尿病や動脈硬化の予防効果

GABAには中性脂肪とコレステロール値を抑制する作用があります。そのため、糖尿病や動脈硬化の予防にも期待ができます。

 

睡眠の質を高める

人は強いストレスがかかり興奮状態になると体が睡眠に入りにくくなり睡眠の質が落ちてしまいます。GABAは興奮状態を抑え、睡眠に入りやすい環境を整えてくれます

 

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3.まとめ

麦茶にはGABAが含まれており、リラックス効果があります。糖尿病や動脈硬化の予防にも効果が期待でき、高血圧や不眠でお悩みの方にもおすすめの飲み物です。

 

麦茶にはカフェインが含まれておらず、夏の水分補給に最適な飲み物です。毎日の飲み物を麦茶に替えてみてはいかがでしょう。

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