麦茶にむし歯の予防効果?!麦茶の驚きのむし歯予防効果
冷やした麦茶は日本の夏の定番とも言っていいくらい良く飲まれてい飲み物です。麦茶にはカフェインが入っておらず、大人から子供まで安心して飲むことができるので、夏になると冷蔵庫に麦茶が入っているというご家庭は多いはず。
そんな麦茶に実はむし歯を予防してくれる効果があることをご存知でしょうか。毎日飲んでいる麦茶でむし歯を予防出来たらとても嬉しいですよね。今回は麦茶のむし歯予防効果について紹介させていただきます。
1.麦茶が夏に飲まれる理由
麦茶と言えば夏というイメージがあると思います。なぜ麦茶は夏というイメージなんでしょうか。その理由には麦茶の原料である大麦の収穫される時期が関係しています。
大麦の栽培は、秋に発芽して冬を越し、春に大きくなり、初夏に結実します。初夏に収穫した大麦を煎って作られる麦茶は味も良く、新鮮なので夏の定番というイメージが定着したようです。
2.むし歯になる原因
むし歯を引き起こす菌で最も悪い菌はミュータンス連鎖球菌といいます。ミュータンス連鎖球菌は歯の表面に定着していき、唾液や飲食物中に含まれる糖分を栄養素とし増殖します。
ミュータンス連鎖球菌の表面には螺旋状の突起物があり、それが歯の表面にねじ込むようにして歯に張り付いてしまいます。歯に張り付いたミュータンス連鎖球菌は糖分を体に取り込み、酸を出します。この酸が歯を溶かし虫歯になってしまいます。
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3.麦茶のむし歯予防効果
むし歯はミュータンス連鎖球菌が歯に張り付いてしまし、糖類を取り込んで酸を出すことで歯が溶けてしまうことで引き起こされます。しかし、麦茶を飲むことで細菌が歯に付着して固まってしまうのを予防してくれる働きがあります。細菌の付着を防いでくれる効果があるので、麦茶を使って口をゆすぐというのもありかもしれませんね。
4.麦茶の副作用
むくみの原因となる
麦茶にはカリウムが含まれているので利尿作用がありむくみを解消効果が期待できます。しかし、麦茶を大量に摂取するとむくみの原因になります。1日に摂取する水分量は2リットルが適正ですので飲みすぎには注意しましょう。
身体を冷やしてしまう
麦茶には体を冷やしてくれる効果があります。暑い夏に麦茶が適しているといわれるのはこういった理由もあります。しかし、冷蔵庫でキンキンに冷えた麦茶にさらに氷を入れて飲むと体が冷えすぎてしまう可能性があります。
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5.まとめ
麦茶にはむし歯の原因となるミュータンス菌が歯に定着し、むし歯の原因となるのを防いでくれる働きがあります。むし歯予防として飲んでみるといいかもしれませんね。
しかし、麦茶には体を冷やしてくれる効果があります。飲み方を間違えると健康にも悪影響を及ぼす可能性もあるので、暑い夏でも麦茶はなるべく常温で飲み、健康茶としてうまく日常生活に取り入れていきましょう。