ルイボスティーは中性脂肪の値を下げてくれる?メタボ対策に最適?
ルイボスティーはカフェインが入っておらず、美容にも健康にもいいと女性を中心に人気のお茶です。
ルイボスティーは美容以外にも二日酔いや高血圧、加齢臭対策にも効果があるとされており、女性だけでなく男性にもオススメのお茶です。
そんなルイボスティーに中性脂肪の値を下げてくれる効果があるということをご存知でしょうか?ルイボスティーに含まれるミネラルなどの成分が関係しているようです。
今回はルイボスティーの中性脂肪の値を下げる効果について紹介させていただきます。
中性脂肪ってなに?
中性脂肪が健康診断で高いといわれて困っているという方もいらっしゃるかもしれません。中性脂肪と聞くと、悪者のようなイメージを持つかもしれません。
ただ、中性脂肪は人間にとって必要なもので、エネルギー源となる物質です。
私たち人間は食事を摂ると腸で栄養が吸収され、その栄養素の中の炭水化物(糖分)と脂質(脂肪)から中性脂肪が出来上がり、血液により全身に運ばれ、エネルギー源として利用されます。
しかし、エネルギーとして使われずに残ってしまった中性脂肪は全身の脂肪細胞の中や肝臓に蓄えられます。
健康診断で中性脂肪の値が高いといわれたということは、エネルギーとして使われない中性脂肪が多く、肥満症や脂肪肝になりやすいことを示しています。
メタボリックシンドロームってなに?
次に最近よく聞かれるメタボリックシンドロームについて紹介させていただきます。お腹が出てくるとメタボだなんて言ったり言われたりすると思います。
ただ、メタボの定義ってなんなんでしょうか?メタボリックシンドロームの定義について紹介させていただきます。
メタボリックシンドロームというのは、脂肪型肥満(腹囲にて計測)を必須項目として、脂質異常・高血糖・高血圧のうち2つ以上を合併して状態のことを言います。具体的な指標としては以下の通りです。
腹囲(脂肪肥満の計測目安)
- 男性 85㎝以上
- 女性 90㎝以上
脂質異常
- 中性脂肪 150㎎/㎗以上
- HDLコレストロール 40㎎/㎗未満
どちらか一方でも当てはまれば脂質異常と判断します。
高血圧
- 最高血圧 130㎜Hg以上
- 最低血圧 85㎜Hg以上
高血糖
- 空腹時血糖値 110㎎/㎗以上
中性脂肪の値が高いということは、エネルギーとして消費する以上に食べ物を摂り過ぎているということになります。
エネルギーとして消費されない分が中性脂肪になり、肝臓や全身の脂肪細胞に蓄えられ、肥満の原因になるので、中性脂肪が高い場合は要注意です。
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中性脂肪が増えると問題はあるの?
中性脂肪が増えると肥満の原因になってしまうということは多くの方はご存知だと思います。ちょっと太るくらいなら気にしないと思っているかもしれませんが、中性脂肪が増えるといろんな病気の原因になってしまう可能性があります。
中性脂肪が増えてしまい、エネルギーとして使いきれない中性脂肪は善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やしてしまいます。
悪玉コレステロールは動脈壁に蓄積する性質があるので、増えすぎてしまうと血管が詰まってしまい、動脈硬化の一因となってしまいます。
中性脂肪の値が高いからといってすぐにカラダに悪影響が出てくるわけではありませんが、中性脂肪の値が高いまま長期間放置しておくと血管の老化が進んでしまいます。
血管の老化は動脈硬化以外にも心臓疾患やその他の生活習慣病の原因にもなるので注意する必要があります。
ルイボスティーに中性脂肪の値を下げてくれる効果がある?
中性脂肪の値が高いということは、多くの病気の原因になるので、なるべく早く対策をしていく必要があります。
そんな中性脂肪の値を下げたいと思っている方にオススメの飲み物がルイボスティーなんです。
ルイボスティーにはSOD酵素やフラボノイドが含まれています。これらの成分には抗酸化作用があり、血液の流れを改善してくれ、血液をサラサラにする効果が期待できます。
血流が良くなるとカラダの代謝が良くなり、冷え性やむくみなどの改善につながります。代謝が良くなるとエネルギーの消費量も増え、中性脂肪の値を下げることができます。
また、中性脂肪というのはストレスからも増加するといわれています。ルイボスティーにはストレス解消効果もあります。
ルイボスティーに含まれるフラボノイドやカリウムといった成分がストレスの軽減に役立ってくれます。
中性脂肪の値を下げるためにも、生活習慣の改善をし、それに併せてルイボスティーを摂るとより効果が期待できます。
ルイボスティーのオススメの淹れ方は?
ルイボスティーの栄養成分をしっかり摂取し、おいしく飲むためのオススメの淹れ方は煮出す方法です。
紅茶など多くのお茶は長時間煮出すと苦みが出てきたりしますが、ルイボスティーは長時間煮出しても苦みや渋味が出てくることはありません。
ですので、時間をかけて煮出して、ルイボスティーの栄養効果を引き出すようにしましょう。10分程度煮出すのがオススメです。
もし、煮出したルイボスティーをすぐに飲まない場合は、煮出したティーバックは取り出さずそのまま入れておくようにしましょう。その方がより栄養成分が抽出されます。
最近では水出しのルイボスティーも販売されています。水出しのものを利用する時は、なるべく抽出時間を長くするようにしましょう。
ティーバックを入れたまま冷蔵庫で8時間程度は置いておくようにしましょう。ただ、やはり煮出しに比べると栄養成分の抽出量は少なくなってしまいます。
まとめ
ルイボスティーはSOD酵素やフラボノイドなどの抗酸化作用のある成分が含まれており、中性脂肪の値を下げるのを手助けしてくれる効果が期待できます。
また、抗酸化作用にはシミやシワなどの老化を防いでくれる効果もあり、美容にも効果的です。健康診断で中性脂肪が高いと指摘された方はこれを機に毎日のお茶をルイボスティーに替えてみてはいかがでしょうか?