カフェインが入っていないオススメのお茶について
カフェインが入っている飲み物といえばコーヒーが代表的だと思いますが、私たちが普段飲んでいるお茶にも実はカフェインは含まれているんです。妊娠中の方や授乳中の方など、カフェインの摂取を抑えている方には重要な問題ですよね。今回はカフェインが入っていないお茶についてオススメさせてもらいます。
1.カフェインが含まれているお茶
日本人であれば日常的に口にしているであろう緑茶にはカフェインが含まれています。カフェインについて気にしたことがなかったという方からしたら驚いてしまいますよね。カフェインはいろんな飲み物に実は含まれています。カフェインが含まれているお茶は以下の通りです。
煎茶 30㎎/150mlあたり
紅茶 30㎎/150mlあたり
ウーロン茶 30㎎/150mlあたり
玉露 180㎎/150mlあたり
玄米茶 15㎎/150mlあたり
ちなみにカフェインが多く含まれていると言われているコーヒーのカフェイン量は90㎎/150mlあたりですので、コーヒーよりはお茶の方がカフェイン量は少ないというのが分かってもらえるかと思います。
2.ノンカフェインのお茶
カフェインの含まれていない飲み物は以下のものがあります。
麦茶
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
黒豆茶
ルイボスティー
そば茶
ごぼう茶
コンビニやスーパーなどで市販されている飲み物では爽健美茶(コカ・コーラ)、十六茶(アサヒ)などの飲み物もカフェインが含まれていません。
3.ノンカフェインの飲み物を飲んだ方がいい人
①妊娠中の方
カフェインを多量に摂取することで流産などのリスクが上昇する可能性があると言われています。低出生体重児の出産や流産、死産のリスクが上昇するという研究結果があります。特に妊娠初期の胎盤が形成されるまでの間は、血管が収縮されることでお腹が張り、流産のリスクが高まるようです。リスクを減らすためにも妊娠中の方はカフェインを控えた方がよいでしょう。
②貧血の方
カフェインには利尿作用があります。このカフェインの持つ利尿作用によって、尿と共にカルシウムや鉄分などのミネラルが排出されてしまい、貧血を引き起こしてしまう可能性があるので、貧血気味の方はノンカフェインの飲み物を飲んだ方がよいでしょう。
③小さな子供
カフェインは刺激が強い成分で、大人であれば問題がない量でも、子供では強い影響を与えてしまう可能性があります。カフェインを摂取してしまうことで>寝つきが悪くなったり、興奮してしまう可能性があるので、ノンカフェインの飲み物を選んだ方がよいでしょう。
4.まとめ
カフェインは少量を摂取するだけであれば問題ありませんが、多量に摂取することで悪い影響を及ぼす可能性があります。特に妊娠中の方や小さな子供は注意する必要があります。ノンカフェインのお茶も今は充実していますし、カフェインの入っていないコーヒーも最近では普及しています。カフェインの摂り過ぎには注意し、水分補給をするようにしましょう。